一般住宅 新築 施工例
ロフトのある平屋住宅建築中_4(内部工事)
2023/06/28
室内工事に移ります。今回の住宅は床面積の大きさや暖房方式などを考慮し
断熱層を床下に設ける床断熱工法を採用しました。
気密層も床下になり難易度が高い気密工事になります。
床下には厚さ105mmの高性能断熱材を敷き込みます。
構造材の接続部分にはシートが連続するように慎重に気密処理を行います。
床の断熱、気密処理の後、28㎜厚の構造用合板を敷き込みます。床の剛性を上げ強度の高い建物になります。
壁下地の施工は断熱材を充填した後、防湿シートを張り気密処理を行います。
開口部やコンセント等を丁寧に処理します。
耐震強度を高めるための筋交などの部材も気密施工を難しくします。
壁下地となる石こうボードを張ります。
床の下地(構造用合板)の上に暖房パネルとの厚さ調整のため石こうボードを下張りします、
床仕上材は12.0厚の挽板フローリング(カエデ)です。挽板は2mm厚の天然木を張り付けた合板で
精度や強度保ちながら木の質感を楽しめる床材です。
天井で気密を確保するためにシートを張り、天井下地となる石こうボードを張ります。
気密シートは、テープで隙間が無いようにしっかりと施工します。
天井面の気密工事です。
気密性を上げるため大工さんが様々な工夫をしてくれてます。